本とゲームと、それからそれから

本やゲームの感想を書いています

君は「すれちがい通信」を知っているか(taknalの話)

皆さんはNintendoDSの「すれちがい通信」をご存知でしょうか?

カバンの中にゲーム機を入れて街を歩き、同じゲーム機をセットした人同士がすれ違うとプレイヤーのデータがやり取りされて、大体ちょっとしたいい事が齎されるのです。

(モンハンの悪魔アイルーとかは黒歴史ですけどね)

 

Nintendo Switch全盛の今、この「すれちがい通信」のようなアプリがそっと存在しています。

その名を「taknal」といいます。

使い方はプロフィールとおすすめ本を登録してスマホやらタブレットやらを忘れずに持ち歩くだけ。

すると同じアプリをインストールしているスマホなりタブレットなりが反応して互いのおすすめ本を交換する。ただそれだけ。

でもそれが面白い。

ユーザーネームとおすすめ本、そのユーザーが付けたおすすめコメント(100字)だけがアプリに届くのです。

ただ……過疎地に住んでるとほんっとすれちがわないんですよ!一か月に一回一人とすれちがうだけ。

でも私はそれを、いや、その本だからこそ読んでみたいと思うのです。

 

という事で「taknal」、気になる方はダウンロードして感染対策をばっちりして不要でないし不急でない用事の際に街へ繰り出してみてください。もしかしたら未知なる素敵な本と出会えるかもしれません。

 

【本屋か図書館で見つけたらパラ読みしてみようかなリスト】

『ザリガニの鳴くところ』(ディーリア・オーエンズ著、友廣純訳/早川書房)

『石の辞典』(矢作ちはる 文、内田有美 絵/雷鳥社)

つむじ風食堂の夜』(吉田篤弘著/筑摩書房)